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鼻洗浄のススメ

花粉症、3月はスギ花粉が全盛期でしょうか。私自身は特に花粉症というのはないのですが、それでも、今日すごく飛んでそう!って感じることはあります。それが花粉なのか黄砂なのか、その他の何かなのか分かりませんが。関西は比較的スギ花粉の量が少ないような気がするのですが、それでもやはり苦しんでる人は多いようですね。で、いわゆる鼻うがい=ジャラネティがおススメですよというお話です。

鼻うがい=ジャラネティ、ヨガの浄化法の一部ですね。生理食塩水程度の濃度のぬるま湯を、右鼻腔から左鼻腔、左鼻腔から右鼻腔へと通すっていうアレです。上に写真を載せた小さいジョーロみたいなものが、その時に使うポットです。今は薬局でも鼻うがい専用キットが売られているようです。

それほど難しくないですけど禁忌はあります

これ、結構「絶対無理!」と言われるかたも多いのですが、そんなに難しいものではないし、ぜひやってみてほしいと思います。そしてやるんなら花粉症の季節になってからではなく、その前から。そして出来れば毎朝の習慣に。

ただ、やはり禁忌はあります。中耳炎がある場合とかね。ひどく膿が溜まっているみたいな場合なども、医師にアドバイスをもらってからの方がいいでしょう。所詮ヨガの行法の一つです。予防的なことには優れているけど、治療じゃないってことは理解しておきましょう。

用意するものーネティポットと塩分濃度0.9%のぬるま湯

この小さいジョーロみたいなネティポットですが、ネットショップなどでそれほど高くなく売られています。初めて試してみるって場合は、薬局などで鼻うがい専用キットを使うってのでもいいと思います。

生理食塩水くらい(塩分濃度0.9%)の食塩水をぬるま湯で作ります。私はいつも適当なので作り方よく失敗してるのでわかりますが、塩分高すぎも低すぎも痛いですし、温度が高すぎると粘膜がっ!(涙目)ってなりますので気を付けます。チューブ生姜適量ではなくて1cmがいいです、という理系の人は、100ccの水に0.9gの塩を入れましょう。

私が習った先生は、出来れば岩塩、なければ海塩でも可と言っていましたが、まあそれほど気にしなくてもいいような気がします。お塩の種類によってツンときやすいものもあったりするので、調味料としてまろやかでおいしいお塩がいいかも。

やり方(片鼻→片鼻へ)

少し前かがみ。流し出す方に頭を軽く傾ける。(=右から入れて左に出すなら左を下にします。)このちょっと前かがみ&片方に傾けるっていう角度が結構大事なので、スムーズに流れ出てくる自分のベストな角度を探ってください。口からはぁ~~と息を吐きながら流し入れていきましょう。息を止めてしまいそう、思わずゴクンと飲み込んでしまいそうな人は、「あ~~~」と声を出しながらやると確実です。

流し終えたら、しっかりフンフンフン…と鼻をかむようにします。この時も前かがみで頭を右に傾けてシュッ、左に傾けてシュッって感じで丁寧に出し切ってください。カパーラバティという呼吸法がわかる人は、それと同じ要領で頭を左右交互に傾けながら吐きます。「副鼻腔」で画像検索していただくと、顔の中にこんなに空洞があるのか!と思うのではないでしょうか。慣れないうちは水分出したつもりでもこのどこかしらの空間に水が残っているものです。私は猫のポーズとか立位前屈とかやると、自然にダ~~って流れ出てきて笑っちゃうことがあります。頭に角度をつけるの、大事。

やり方色々、鼻洗浄

上ではやり方(片鼻→片鼻)と書きましたが、これ、口→両鼻とかもあります。あと、紐を鼻から入れて口から一端を出してシャカシャカ~(?)って掃除する、スートラネティってやつですね。それはテレビ番組でインドに行った芸人さんが涙目になりながらやらされてるの見たことありますが、そこまでやる必要あるのかな?(笑)

口→両鼻は、鼻の間だけでは洗浄できない部分にアプローチ出来るので私は結構おススメです。口から入れた水を舌の奥を使って鼻腔の方に流れるように誘導する感じというのかな。失敗すると耳がキーーンってなるので要注意ですが、コツがわかると意外と簡単です。

しっかり保湿!!

それにしても鼻うがいのやり方なんて、今やググればいくらでも出てきますね。動画で紹介してくれている人もいます。言及されている人が少ないようなのですが、最後の保湿すること。これ、かなり重要です。特に乾燥する季節にこの塩分を含んだ水分がうっすら残ったままの鼻腔が急激に乾燥していくと、カピカピになっちゃう。指が入る範囲くらいまででいいので鼻の穴の内側にオイルを塗ります。鼻ホジホジしてるみたいな様子になるので画的にはまあまあおマヌケな姿にはなりますが、我慢してください。

私が習ったところでは、ギーという精製バターを使いました。あと、乳製品を受け付けないヴィーガンの人向けに植物性の油も使っていました。ギーってどうなの?と思ったのですが、最近ギーが手に入ったので使ってみたら保湿力あってやっぱりいいわ!って思いました。特にオイル塗っていても呼吸法やらヨガをやって、さらに冬場に乾燥した冷たい外気を吸って、という中ではやはり乾燥するようで、鼻の中がヒビ・あかぎれみたいなのが出来てたのがなくなりました。呼吸法(プラーナーヤーマ)を集中して行う場合、このような保湿に気を配ることはかなり重要です。ドーシャで言うと呼吸法って風=ヴァータ性の力を使った行法なので、下手するとヴァータ性の疾患を招きやすい。粘液=カファ性が溜まった状態は避けたいけど、程よい潤いは保ちたい。日本は比較的湿潤な気候ですが、冬の室内などの乾燥は激しいですから、保湿は大事です。