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JIDAIメソッド

最近JIDAIさんというマイムアーティストさんのクラスを受ける機会がありました。「は?」ってなった方は、まずはこちらの動画を見て心揺さぶられてください。

アーティストさんって、こういうプロフィール紹介のしかたが出来るからいいですね。肩書きや略歴をごちゃごちゃ書くよりも、作品を見せて「刮目せよ」って潔い感じ。

(そしてイメージ写真が気持ち悪くてごめんなさい。"マイム”で拾ったら、ペニーワイズみたいなんがたくさん出てきて泣きました…。)


さて、ご紹介をYouTubeとAmazonに丸投げしたところで、私がJIDAIさんのことを知ったきっかけは、と言いますと、やはり本でしたね。だいぶ前に購入してパラっと見た後、積ん読(Kindleでも積ん読?)になっていたこちらを改めてちゃんと読み進めていったら、「そう!そうなの!ホントそれ!」と頭がもげるくらいしきりに頷いてしまいまして。。ああ、直接クラスを受けてみたいなあ…と思っていたら、4月に関西にいらっしゃると判明。

しかも尼崎!行きます!(*_ _)/凸ポチッ

というわけで、今回久々にボディーワーク系ワークショップが受けられて、興奮しきりのため文章がかなりしっちゃかめっちゃかですが。ああ、なんかこの時楽しかったのねうんうん、って後で見て思えればそれでいいかなってレベルの記録ということで。


前半「からだコース」

今回は「歩く」がテーマのレッスンでした。ちなみに始まってから「あ、そういうテーマだったっけ?」って思ったくらい今回のお題のことは忘れていました。(;^ω^) あまりネタバレしてしまうとアレなので「個人の感想です」レベルのことをつらつらっと記録しておきます。

★そもそも歩くとは?って話

いろんな実践を通してそれぞれの違いを味わっていきました。一回一回丁寧に受講者のシェアリングの時間をとってくれるので、人によって結構違う感想が出てきたりして面白いです。で、最終的に「さて、そもそも正しい歩き方」ってあるんだろうか?ってところに行きつきました。

★ボディーワーク系ワークショップ受講時の苦悩について

実は前半が終わりに差し掛かったころ、密かに股関節と膝に違和感を抱えていました。ボディーワークのワークショップって、例えばさっきまでバレエダンサーの真似っこしていたのが、急に空手家の動きやってみて、みたいなことをしたり、普段やらない歩き方をしたり、いつも過緊張のあるところ一気に緩めたり…ってことがあるから、地味に体への負担が大きいんですよね…(苦悩)。体を再統合するようなワークで締めくくるとか、終わった後にある程度ケアしたりする必要があるなあ、と思いました。

★従順さって大事よねって話

理屈とかはいいからとりあえずやってみてって言われた時に、「うん、わかった。よくわからないけど、とりあえずやってみる。」と言われるがままに出来ることって結構重要だなあと思いました。(そこにタントリックな世界の醍醐味と危うさが同居してもいるんだけど。。)色んな動きを試す中で、「あ、これってヨガでいう〇〇かも?」とか「あのボディーワークではこういう理論だって言ってたよな」とか、これまでの経験と繋がることも確かに多いんです。でも「いやいや、今やってるのはヨガじゃないしっ」と、一旦そこから離れるようにしてました。(そうしないと私は思考が多動なので、気が付くと全然違う世界を放浪してる時も多い…)


後半「表現コース」

後半のコースは芝居とか踊りをしている人向けなのかな、とも思いつつ、あまり受講できる機会もないしせっかくだから…とこちらも申し込みましたが、わりと参加者の多くが連続受講で、「せっかくだからこっちも受けることにしました」って感じだったのでちょっとホッ。(笑)

★一周半くらい回ってエンペドクレス凄い!ってなった話

ざっくり言うと、宇宙には「感情エネルギー」なるものが遍在しており、それらが私たちの身体組織を通過するときに「嬉しい」とか「悲しい」と認識するのだ、といった考え方に基づいて、身体や呼吸への働きかけを通して感情を創造していくというようなワークなのです。(←これが本当にすごいと思うんだけど…。すげー、すげーって鼻息が荒くなってるのは私だけ?宇宙に遍満するエネルギー?印哲的に言えばプラーナ…?)

で、エンペドクレスは古代ギリシャの哲学者なのですが、なんで急に古代ギリシャに話が飛んだのかという話をしましょう。世界の根源は地水火風であり、生物界に存在する好感と嫌悪という相反するエネルギーがこの4元素を結合させたり分離させることで、調和が生じたり無秩序が生じたりするのだっていうようなことを説いた人なんだよね~、という話題がたまたま目に入ってきたんです。え?それって「感情エネルギー」の存在に言及してない?紀元前の哲学者でしょ?凄~い!ってなったというわけです。

★なりきり・インドのやんちゃ猿

「何か(人間以外の)生物の形態模写をする」っていうお題が出ました。とりあえず猫が好きってことで、少し練習してみたんだけど、気が狂いそうなほど難しいんです。猫は可愛いし、当たり障りない対象だけど、いざ本気でまねするとなると体の制限が強すぎてとてもじゃないけど無理ってなりました。あの子たち、自分のお腹、背中、お尻、舐められるからね…。

で、ふと浮かんできたのが、ボリショイバレエの岩田守弘さん。容姿に恵まれたロシアのバレエダンサー(本当に王子様とお姫様って感じだものね…)の中で、日本人ダンサーが舞台に立つことって本当に難しく、一生懸命掛け合って、ようやくもらった役が超絶脇役の「猿」。それを迫真の演技で演じきってあの猿やったダンサーすごかったねって話題になった、という伝説のダンサーさん。

そうだ、猿、猿!二足歩行出来るくらい人間に骨格が近いし、インドでさんざんフーリガン猿を見てきてるし、映画・猿の惑星でも猿の動きばっかり見てたし、多分これなら何となくいけそうな気がする、よし。ウッキ~!

と、練習してたら、「ちょっとみんなの前でやってみて(^^)」って言われ、披露してきました(恥)(恥)(恥)。


純粋に楽しいということの重要性

さて、まず全体を通しての感想として、「何がってのはうまく言えないけどめちゃくちゃ楽しかった」というのがあって、終わってだいぶ経ちますがまだ余韻に浸ってる感じがあります。

 

これ、本当に本当に素晴らしいことで、知識や技術を身につけることや何かを理解出来たから楽しいのではなくて、わからない(もしかするとわかってないことすらわかってないかもしれない)ことも、出来ないこともひっくるめて丸ごと、「楽しい」のです。本来、ヨガやピラティスのクラスでも本当はそういうものとしてお伝えしていきたいものなのですが、なかなか難しいですね。「痩せる(かも)」とか「痛みがなくなる(こともある)」とかで餌を撒いて一時的にやる気を起こすことは出来ても、最終的には自分の身体が体験していることを丸ごと楽しいって思えないと間違いなく続かないんで。ヨガも、ピラティスも、瞑想も、筋トレも、ダイエットも、丁寧な暮らしも、ぜ~~~んぶそうなんです。

YouTubeで「嫌いなことをして成功できるほど、世の中は甘くない」ってメンタリストDaiGoさんも言ってました(見てないけど)。