ヨーガクティール凪の中の人は、ワタクシ、桐原りさです。2020年1月、東京から神戸に移転してまいりました。1人でやっている小さなヨガ・ピラティススタジオ&ボディトリートメントサロンです。「心身をトータルに整えること=コンディショニング」をコンセプトに掲げているため、筋肉隆々にするタイプのトレーニング等はおこなっておりません。ヨガ・ピラティス・マスターストレッチを複合的に取り入れた個人レッスンを中心に、足圧整体などのトリートメントメニューを提供しています。
きりはら りさ
早稲田大学第一文学部卒業後、IT商社を経てインストラクターに転身
指導歴13年目
ヨガ・ピラティスをはじめ、様々なボディーワークからヒントをもらいながら日々マニアックに研究中
たくさんの人と一緒に同じ練習をするクラスにも良いところはありますし、私自身も大好きです。でもなぜパーソナルで行うのか?・・・いかんせん部屋が狭いから(その名の通り【クティール=小屋・庵】)というのも大いにありますが、それだけではありません。
体には人それぞれに個性があり、ひとりひとり異なる歴史もあります。同じゴールを目指していても、そのゴールへの道のりが全員同じであるとは限らないわけです。グループクラスの利点のひとつは「他の人から学ぶことが出来る」ところですが、これは「他人と比べてしまう」という弱点とは諸刃の剣のようなもの、という気がします。
パーソナルクラスを通じて、他人と比較して優劣をつけたり一喜一憂するのではなく、自分の身体との良好な関係を構築していっていただければと思っています。
ヨガというのはインドに端を発し、何千年の間に積み上げられた先人たちの経験に基づくと言われ、そのように信じている人も多いかもしれません。しかし実は今日私たちが気軽に触れられるヨガのほとんどは、西洋東洋問わず、様々な思想や身体理論などを取り込みながら、言わば「インド風健康増進法」として、ここ100年ちょっとの間に緩やかに再編されてきたものです。そして時代や場所、ヒトに合わせて、今もなお有機的に変化し続けているようです。最終的にはヨガの種類は「ひとりずつひとつ」と言って良いように思います。
そしてピラティスの歴史もやはり100年ほど(ジョセフ・ピラティス氏は1883年生)。上記のヨガ再編の流れの中で、ヨガから大いにインスピレーションを得て構築されたものであることが推測されます。このピラティスのメソッドについても、ピラティス氏のオリジナルから変容していっているようです。男女の身体の違い、日本人とヨーロッパ系の人々との筋骨格系の違い、100年前と現代の人々の生活習慣の違い・・・、これらに対応するために枝葉末節での様々な変化が起きることは、考えてみれば当然のことでしょう。
さて、そんな成り立ちと現在までの経過を観察するのも楽しいですが、ヨガもピラティスも実践することが何よりも楽しいですし、どちらも味わい深いものです。だから、「辛そうだからやりたくない」とか「体が硬いからできないだろう」という食わず嫌いをなくしたいですし、過去に体験したことはあるけれど、何らかのきっかけで嫌になっしまった人には楽しさを発見してもらいたい。そんな思いでクラスをやっています。
【来歴】※別に読まなくてもいいですよ(笑)
綿本彰先生の下で指導者コースを修了(いわゆるRYT200を取得)し、地域の施設やヨガスタジオ、お寺さんの施設をお借りするなどして細々と指導を始める
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ヨガの指導を始めたはいいが、自分の身体メンテナンスが下手だったため、もっと調子が良かった頃やっていたピラティスを再開。体系的な学びなおしも兼ねてFTPマットピラティス指導者コースを修了
マットピラティスのクラスでよく使われていたストレッチポールの使い方に興味を持ち、日本コアコンディショニング協会認定ベーシックインストラクターコース修了
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産前産後のママとベビーのためのヨガ指導者コースを修了(以来マタニティヨガやベビー&ママヨガのクラスを提供している)
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マシンピラティスもちゃんと始めたいと思い、スタジオアランチャにてBESJピラティスインストラクター(マットピラティス、リフォーマー、トラペツ、チェア)の指導者コース、さらにそこでマスターストレッチトレーナーレベルⅠ~Ⅲを修了
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友永ヨーガ学院にて受けた足圧の技術に感動し、足圧法プロフェッショナルコース修了・認定足圧施術者
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2016年頃からAnadaPrakashYogaAshram(インド・リシケシ)に通い、クラシカルなハタヨーガを学ぶようになる。クンダリニーヨーガ指導者100時間コース・ヨーガライフコーチング100時間コースを修了
〈その他影響を受けたボディワーク等〉
→ロルフィング、コンタクト・インプロヴィゼーション
パーソナルクラスの他、LOHAsolaスタジオ、中野坂上お寺ヨガ(成願寺)、AlwaysLaughing、上智大学公開講座、お寺ヨガ(円光寺)、スタジオGIFT、築地本願寺銀座サロンなどでヨガやピラティスを指導する。
2020年東京を離れ、神戸にてパーソナルスタジオを始める。
凪の文字の形にも似たこのロゴは、その名も『足の神様』。
古来インドでは、足はプラーナ(生命エネルギー)が発散される部分とされてきました。ヒンドゥー教では、目上の人に敬意を示すためにその足に触れる習慣があり、また、神聖な場所に足を踏み入れる際には履物を脱ぎます。仏教でもお釈迦さまの足跡を石に刻んだ仏足石を信仰の対象としたりしますね。
私自身も、足は体を快適に整える上で重要なカギを握るパーツだと考え、大切にしています。 定期的なヨガの実践を通して2本の足で大地をしっかりと踏み、立って歩くことが出来るカラダを作り。マスターストレッチを使って、足底の感覚を呼び覚ます。そして時には、足圧整体を通して人の足からエネルギーをチャージしてみるのもいいかもしれません。